かみ‐おくり【神送り】
1 陰暦9月晦日(みそか)、または10月1日に、全国の神々が出雲大社へ旅立つこと。また、これを送る行事。この日は強い風が吹くといわれる。《季 冬》「しぐれずに空行く風や—/子規」⇔神迎え。 2 ...
かみ‐わたし【神渡し】
《出雲大社へ渡る神々を送る風の意から》陰暦10月に吹く西風。《季 冬》
かよう‐かみ【通ふ神】
道祖神のこと。江戸時代、遊女が、客に送る手紙の封じ目に、安全に着くことを祈って書いた。「是も偏(ひとへ)に—のかごより降りて」〈風流志道軒伝・三〉
から‐うつし【空写し】
[名](スル) 1 フィルムが入っていなかったり入れ方が不完全であったりして、写真が写っていないこと。 2 フィルムを送るだけの目的で、シャッターを押すこと。「二、三枚—する」
かり‐くら・す【狩り暮らす】
[動サ四]狩猟をして1日を送る。「—・し織女(たなばたつめ)に宿借らむ天の川原に我はきにけり」〈古今・羇旅〉
かわ‐がり【川狩(り)】
1 川で、水をせき止めたり、投網を打ったりして魚を捕ること。川猟。《季 夏》「—や楼上の人の見知り皃(がほ)/蕪村」 2 木材を、筏(いかだ)に組まずに、1本ずつ上流から流し送ること。
かわ‐ごし【川越し】
1 川を隔てること。また、川を隔てた向こう側。「—に合図を送る」 2 川を歩いて渡ること。 3 「川越し人足」の略。「—も日なたで石を手玉にし」〈柳多留・二〉
かん‐かん【閑閑】
[ト・タル][文][形動タリ]もの静かに落ち着いているさま。「悠々—と日を送る」
かん‐じつ【閑日】
暇な日。ゆったりと過ごす日。「世塵を脱して—を送るは」〈織田訳・花柳春話〉
かん‐じつげつ【閑日月】
1 暇な月日。「—を送る」 2 ゆったりとして余裕のあること。「英雄—あり」