とおり‐てがた【通り手形】
⇒関所手形
とおり‐な【通り名】
1 世間一般に通用している名。通称。 2 一家の主人が先祖から代々受け継いで用いる同一の名。「松右衛門といふ—は養ひ聟に譲りやる」〈浄・盛衰記〉 3 遊女屋で、その家の遊女に代々名乗らせる同一の...
とおり‐ぬけ【通り抜け】
路地などを一方から他方に通り抜けること。また、通り抜けられる通路。「—禁止」
とおり‐ぬ・ける【通り抜ける】
[動カ下一][文]とほりぬ・く[カ下二]ある所を通ってその先へ出る。「トンネルを—・ける」
とおり‐ね【通り値】
世間一般で通用している値段。通り相場。
とおり‐ふちょう【通り符牒】
同業者の間だけに通用する符牒。
とおり‐ま【通り魔】
1 瞬間的に通り過ぎて、それに出会った人に災害を与えるという魔物。 2 通りすがりに人に不意に危害を加える者。
とおり‐みち【通り道/通り路】
通って行く道筋。通路。また、通りすがりの道。
とおり‐むかいだな【通り向(か)い棚】
床の間のわきにつける飾り棚。通り棚の上に左右向かい合わせに短い棚をつけたもの。
とおり‐もの【通り者】
1 広く世間に名の知られている者。「岩橋という瓦屋のむすこで、いじめっ子の—であった」〈中勘助・銀の匙〉 2 世態・人情によく通じた人。また、遊里で遊びなれた人。粋人。通人。「おじは—である。—...