ゆう‐り【遊離】
[名](スル) 1 他と離れて存在すること。離れた存在となること。「仲間から一人—している」「庶民感情から—した政策」 2 単体または原子団が、他の物質と結合せずに存在していること。また、それら...
ゆうり‐き【遊離基】
対をなさない電子を一つまたはそれ以上もつ原子または原子団。一般に、分子が熱・光・放射線などの作用を受け結合が切れて生じ、不安定で反応性がきわめて大きい。フリーラジカル。ラジカル。
ゆうり‐しぼうさん【遊離脂肪酸】
脂肪の分解によって生じる脂肪酸。生体内でエステルなどになっていない脂肪酸。血漿アルブミンと結合し、肝臓に運ばれてエネルギー源となる。飢餓状態や糖尿病ではふつう濃度が上昇する。
ゆうり‐とう【遊離糖】
単糖類と二糖類の総称。でんぷんなどの高分子の多糖類ではなく、遊離状態で存在する糖。グルコース、フルクトース、ショ糖などがある。医学的・栄養学的には、食品や飲料に加える砂糖やシロップ、果物などに含...