カラー‐かくめい【カラー革命】
2000年代に複数の旧ソ連国家で独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動が、非暴力の象徴として色や花の名を冠したことをさす。2003年グルジア(ジョージア)のバラ革命、2004年ウクライナの...
カリスタン【Khalistan】
《シク教徒の国の意》インド北西部パンジャブ州における、同州の人口の過半を占めるシク教徒による分離独立運動。
かり‐だ・す【駆(り)出す】
[動サ五(四)] 1 (「狩り出す」とも書く)獲物などを追いたてて出す。「野ウサギを—・す」 2 促して、引っ張り出す。無理に引き出す。「選挙運動に—・される」
カレドニア‐ぞうざんうんどう【カレドニア造山運動】
古生代の前半に起こった世界的な造山運動。スコットランドからノルウェーにかけての地域、および北アメリカのアパラチア山脈北部の地域が主。
カレワラ【Kalevala】
フィンランドの英雄叙事詩。全50章。エリアス=リョンロート編。1835〜49年刊。古くからの口承文芸を集録したもので、雄大な構想を豊かな想像力で描いており、フィンランド独立運動の精神的支えとなった。
カロリング‐ルネサンス【(ドイツ)Karolingische Renaissance】
8世紀末から9世紀初頭にかけて、フランク王国のカール大帝の宮廷を中心に行われた古典文化の再興運動。各地より学者が招かれ、学校なども建てられて中世文化の基礎を築いた。→ルネサンス
かんかく‐しょうがい【感覚障害】
知覚の異常や感覚の鈍麻など感覚神経の異常反応を生じる障害。触覚、痛覚、温度覚、振動覚、位置覚など感覚の鈍化、痺れや痛み、筋力・統制力の低下を生じる運動感覚の失調や逃避反射の喪失などが症状とされる。
かんかく‐しんけい【感覚神経】
感覚器官に生じた刺激を興奮として中枢へ伝達する神経。求心性神経。知覚神経。→運動神経1
かんかくせい‐しつごしょう【感覚性失語症】
失語症の一。他人の話すことは理解できないが、自分が話すことはできる状態。大脳の聴覚野の近くにある感覚性言語中枢(ウェルニッケ野)の損傷で起こる。ウェルニッケ型失語症。→運動性失語症
かんかく‐や【感覚野】
大脳皮質の頭頂葉中心溝の後ろ側の細長い部分。皮膚からの刺激を感覚神経を通して受け、感覚を生じる場所。上から、下肢・胸腹部・上肢・頭部の順に対応する部位が並ぶ。感覚領。→運動野 →連合野