こうしん‐りょく【向心力】
円運動をしている物体が受ける慣性力の一。円の中心に向かって働き、運動の速度が一定のときは物体の質量に比例し、円の半径に反比例する。求心力。⇔遠心力。
こうじ‐うんどうや【高次運動野】
大脳皮質で運動の命令を出す運動野という領域のうち、補足運動野と運動前野の六つの部位の総称。単純な運動では活動せず、複雑な運動を行ったり、単にイメージしたりするときに活動する。一連の運動を円滑に進...
こうじゅうじんたい‐こっかしょう【後縦靭帯骨化症】
椎骨(ついこつ)を連結している靭帯が骨化する病気。指定難病の一つ。進行すると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、知覚障害や運動障害などの神経障害を引き起こす。首筋や肩甲骨周辺のしびれ・痛みが指先・...
こうせい‐しゅぎ【構成主義】
1910年代にソ連で始まった芸術運動。金属・ガラスなどの工業材料の使用や幾何学的形態の組み合わせによる抽象的構成を目ざす。造形美術全般に及び、ソ連および欧米でそれぞれ独自の展開を遂げた。
こうせい‐てんもんがく【恒星天文学】
恒星の物理的性質・分布・運動などを研究し、恒星の進化や銀河系の構造を究明する天文学の一分野。
こう‐せん【腔線/腔綫】
発射弾に回転運動を与えるために、銃身・砲身の内面にらせん状につけた溝。ライフル。
こうそくど‐しゃしん【高速度写真】
高速で運動あるいは変化する対象を、1000分の1秒以下のきわめて短時間の露光によって撮影する写真。光源にストロボなどの瞬間発光を使う。
こうそくど‐せい【高速度星】
太陽に対する空間運動の速度が秒速60〜70キロメートル以上の星。太陽近傍約300光年以内の恒星の多くは空間運動の平均速度が秒速20キロメートル程度なので、これを大きく上回る速度の恒星をさす。その...
こうそくどふへん‐の‐げんり【光速度不変の原理】
互いに等速度運動をするすべての観測者からみて、光源の運動によらず真空中の光速度は常に一定の値をとるという原理。1905年にアインシュタインが特殊相対性理論の基本原理として導入した。
こうぞう‐うんどう【構造運動】
褶曲(しゅうきょく)・断層など、地層・岩石の変形や破壊を引き起こす地殻運動の総称。造構造運動。