こうせい‐しゅぎ【構成主義】
1910年代にソ連で始まった芸術運動。金属・ガラスなどの工業材料の使用や幾何学的形態の組み合わせによる抽象的構成を目ざす。造形美術全般に及び、ソ連および欧米でそれぞれ独自の展開を遂げた。
こうせい‐てんもんがく【恒星天文学】
恒星の物理的性質・分布・運動などを研究し、恒星の進化や銀河系の構造を究明する天文学の一分野。
こう‐せん【腔線/腔綫】
発射弾に回転運動を与えるために、銃身・砲身の内面にらせん状につけた溝。ライフル。
こうそくど‐しゃしん【高速度写真】
高速で運動あるいは変化する対象を、1000分の1秒以下のきわめて短時間の露光によって撮影する写真。光源にストロボなどの瞬間発光を使う。
こうそくど‐せい【高速度星】
太陽に対する空間運動の速度が秒速60〜70キロメートル以上の星。太陽近傍約300光年以内の恒星の多くは空間運動の平均速度が秒速20キロメートル程度なので、これを大きく上回る速度の恒星をさす。その...
こうそくどふへん‐の‐げんり【光速度不変の原理】
互いに等速度運動をするすべての観測者からみて、光源の運動によらず真空中の光速度は常に一定の値をとるという原理。1905年にアインシュタインが特殊相対性理論の基本原理として導入した。
こうぞう‐うんどう【構造運動】
褶曲(しゅうきょく)・断層など、地層・岩石の変形や破壊を引き起こす地殻運動の総称。造構造運動。
こうぞう‐かいかくろん【構造改革論】
資本主義が高度に発達した国において、社会主義に移行するための政治理論の一。労働者階級が国家権力を掌握する以前の段階でも大衆運動と議会主義により、独占資本の経済構造を部分的、段階的に変革しながら社...
こうぞう‐じしん【構造地震】
急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
こうぞう‐ちしつがく【構造地質学】
地層や岩体の配列状態や相互関係、変形や地殻の運動、その原動力などを調べる地質学の一分野。