さよく‐しょうにびょう【左翼小児病】
社会主義運動で、公式論に立って、現実的でない過激な言動をとる傾向。レーニンがその著「共産主義における左翼小児病」で用いた語。
サラフィー【(アラビア) Salafī】
初期イスラムの時代への回帰を主張する人。また、そうした考え方に基づくイスラム教スンニー派の人々による復古主義的な改革運動をいう。 [補説]「サラフ(salaf)」はアラビア語で「祖先」の意。ここ...
サルコペニア【sarcopenia】
筋肉量が低下し、筋力または身体能力が低下した状態。加齢によるもの(原発性サルコペニア)と、不活動・疾患・低栄養などによるもの(二次性サルコペニア)がある。主に高齢者にみられ、運動・身体機能に障害...
されどわれらがひび【されどわれらが日々—】
柴田翔の中編小説。同人誌「象」に発表の後、「文学界」昭和39年(1964)4月号に転載。同年、第51回芥川賞受賞。1960年代の学生運動の時代を背景とする青春小説。
さわやなぎ‐まさたろう【沢柳政太郎】
[1865〜1927]教育家。長野の生まれ。貴族院議員。文部次官を経て、東北大・京大総長を歴任後、帝国教育会会長となる。大正6年(1917)成城小学校を創設、子供の自発的活動を重んじる新教育運動...
さん‐あく【三悪】
1 三つの悪。また、三人の悪者。「—追放運動」 2 《連声(れんじょう)で「さんまく」「さんなく」とも》「三悪趣」「三悪道」の略。
サンアンドレアス‐だんそう【サンアンドレアス断層】
《San Andreas Fault》米国の太平洋岸沿いに北北西から南南東に走る長さ1000キロ以上の大断層。断層の西側が東側に対して北にずれた右横ずれ断層で、断層運動は今も続いている。トランス...
さんいち‐どくりつうんどう【三・一独立運動】
1919年3月1日、ソウルで日本支配からの解放を望む朝鮮民族が起こした反日独立運動。独立宣言を発し、朝鮮独立万歳を叫ぶ示威運動は全国各地に波及したが、日本の軍・警察は武力でこれを鎮圧した。万歳事...
さんかくせんいなんこつ‐ふくごうたい【三角線維軟骨複合体】
手首の小指側にある軟部組織。尺骨と手根骨の間にある三角線維軟骨と、その周囲にある靭帯によって構成される複合体で、手首の運動・安定、手首小指側の衝撃吸収などに寄与する。TFCC(triangula...
さんさ‐しんけい【三叉神経】
延髄から出て、眼神経・上顎(じょうがく)神経・下顎神経の三つに分かれる神経。第五脳神経で、顔面の知覚、咬筋(こうきん)の運動をつかさどる。