さんじゅうにねん‐テーゼ【三十二年テーゼ】
昭和7年(1932)、コミンテルンが日本共産党に指示した運動方針。日本革命の性質を、社会主義革命への強行的転化の傾向をもつブルジョア民主主義革命と規定し、講座派の理論的支柱となった。→二十七年テーゼ
サンタイフィヘニア‐ぼち【サンタイフィヘニア墓地】
《Cementerio de Santa Ifigenia》キューバ南東部の都市サンティアゴ‐デ‐キューバにある墓地。市街西部に位置する。独立運動の指導者ホセ=マルティやキューバ革命で命を落とし...
さんたい‐もんだい【三体問題】
物理学で、相互作用する3個の質点からなる系の運動を規定する問題。特別に制限された仮定の下でのみ、解析的な解が得られる。より一般的な運動の場合は、適切な近似法を用いる必要がある。→二体問題 →多体問題
サンタマリア‐イン‐コスメディン‐きょうかい【サンタマリアインコスメディン教会】
《Basilica di Santa Maria in Cosmedin》イタリアの首都ローマにある教会。6世紀の創建。8世紀、ローマ教皇ハドリアヌス1世により拡張され、12世紀にロマネスク様式...
さんだいじけん‐けんぱくうんどう【三大事件建白運動】
明治20年(1887)、自由民権論者による政治運動。外交の回復、地租の軽減、言論の自由の三つを要求して元老院に建白書を提出したが、政府は保安条例を制定して民権派を東京から追放した。
サンチャゴ‐ようさい【サンチャゴ要塞】
《Fort Santiago》フィリピンの首都マニラ中心部にある要塞。スペイン統治時代の16世紀末に建造。イントラムロスの北西端に位置し、パッシグ川の河口に面する。第二次大戦中、日本軍と米軍との...
さんばがわ‐へんせいたい【三波川変成帯】
関東山地にはじまり、中央構造線の南側を天竜川流域・紀伊半島・四国を経て九州に至る、結晶片岩からなる地帯。1億〜8000万年前の造山運動によって形成したといわれ、群馬県南部の三波川流域にみられるも...
さんぱんごはん‐うんどう【三反五反運動】
中国で、1951年から1952年にかけて展開された、公務員の汚職・浪費・官僚主義の三害および資本家の贈収賄、脱税、国家財産の横領、材料と手間のごまかし、国家の経済情報の窃取の五毒に対する反対運動。
さんぷうせいとん‐うんどう【三風整頓運動】
⇒整風運動
さんべつ‐かいぎ【産別会議】
《「全日本産業別労働組合会議」の略称》昭和21年(1946)各種の産業別組合が共同闘争を目的として結成した全国組織。第二次大戦後の労働運動の中核となったが、弾圧や内部分裂によって弱体化し、昭和3...