さか‐のぼ・る【遡る/溯る/泝る】
[動ラ五(四)] 1 流れに逆らって上流に進む。「川を—・る」 2 物事の過去や根本にたちかえる。「歴史を—・る」「本源に—・って考える」 [可能]さかのぼれる
さく‐げん【遡源/溯源】
[名](スル)「そげん(遡源)」の慣用読み。
さっ‐きゅう【遡及】
「そきゅう(遡及)」の慣用読み。
そ【遡】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]さかのぼる さかのぼる。「遡及・遡求・遡源・遡行・遡江」 [補説]「溯」は異体字。
さっか‐ぎょ【遡河魚】
⇒そかぎょ(遡河魚)
そか‐ぎょ【遡河魚/溯河魚】
産卵のために海から川へさかのぼる魚。サケ・マスなど。昇流魚。さっかぎょ。⇔降河魚。
そ‐きゅう【遡及/溯及】
[名](スル)過去にさかのぼって影響・効力を及ぼすこと。「規定の適用を四月に—して行う」
そ‐きゅう【遡求】
手形・小切手の支払いがないとき、または支払いの可能性が減じたとき、その所持人が、振出人や裏書人などに対し、代償として一定金額の支払いを請求すること。償還請求。
そきゅう‐こう【遡及効】
法律や法律要件の効力が、その成立以前にさかのぼって及ぶこと。⇔将来効。
そきゅう‐ぜんそう【遡及全喪】
厚生年金記録の改竄(かいざん)手法の一。会社が存続していて従業員が保険料を支払い続けているにもかかわらず、事業主が会社を清算したと偽り、期間を遡って厚生年金保険から脱退し、従業員の被保険者資格を...