みやこ‐おち【都落ち】
[名](スル) 1 都にいられなくなって、地方へ逃げ出すこと。「平家の—」 2 都会、特に東京を離れて、地方へ転勤・転居などをすること。
みやこ‐おどり【都踊(り)/都をどり】
京都祇園(ぎおん)の歌舞練場で毎年4月1日から30日まで催される、祇園の芸妓(げいぎ)の踊り。明治5年(1872)に始まる。《季 春》「出を待てる—の妓(こ)がのぞく/素逝」
みやこかた‐ひと【都方人】
都の方の人。都に住んでいる人。みやこびと。「去年(こぞ)の秋相見しまにま今日(けふ)見れば面(おも)やめづらし—」〈万・四一一七〉
みやこ‐がい【都貝】
ニシキガイの別名。
みやこ‐がた【都方】
都の方角。特に、京都の方。「これは—より出でたる僧にて候」〈謡・八島〉
みやこ‐ぐさ【都草】
マメ科の多年草。山野に生え、茎は細くて地をややはい、葉は3枚の楕円形の小葉と2枚の托葉とからなる複葉。春から夏にかけ、黄色い蝶形の花を開く。豆果は熟すと裂けて小さい豆を飛ばす。こがねぐさ。きれん...
みやこ‐こしまき【都腰巻(き)】
毛糸でメリヤス編みにした筒形の腰巻き。
みやこ‐ざさ【都笹】
イネ科の植物。山地に群生し、高さ約1メートル。茎の節は膨らむ。葉は茎の先に数枚つき、質が薄く、冬に縁が白くなる。京都の比叡山で発見された。
みやこ‐じ【都路】
1 都の道。 2 都へ行く道。「—を遠みか妹(いも)がこのころは祈(うけ)ひて寝(ぬ)れど夢(いめ)に見え来ぬ」〈万・七六七〉
みやこじま【都島】
大阪市北東部の区名。北・西を淀川、南を寝屋川に囲まれる。工業地。