アクリル‐さん【アクリル酸】
代表的な不飽和カルボン酸。刺激臭のある無色の液体。工業的には石油から得られるプロピレンを原料として作られる。水溶性で重合しやすく、アクリル樹脂の原料。化学式CH2=CHCOOH
あ‐しょうさん【亜硝酸】
水溶液としてだけ存在する弱酸。分解しやすく、加熱すると一酸化窒素を発生して硝酸になる。化学式HNO2
アジピン‐さん【アジピン酸】
《adipic acid》白色の結晶性固体。工業的にはシクロヘキサンを酸化して製する。エタノールや熱水に溶ける。ナイロンなどの合成原料。化学式HOOC(CH2)4COOH
アスコルビン‐さん【アスコルビン酸】
《(ドイツ)Askorbinsäure》ビタミンCの化学物質名。
アスパラギン‐さん【アスパラギン酸】
《aspartic acid》アミノ酸の一。多くのたんぱく質に含まれ、生体内代謝に重要な役割を果たす。
アセチルサリチル‐さん【アセチルサリチル酸】
《acetylsalicylic acid》サリチル酸を無水酢酸でアセチル化して得られる白色針状の結晶。水に溶けにくい。解熱・鎮痛剤として用いる。アスピリンともいう。
アデノシン‐いちりんさん【アデノシン一燐酸】
アデノシンのリボース(糖)に1分子の燐酸がついた化合物。生体の代謝に重要な役目を果たす。アデニル酸。AMP(adenosine monophosphate)。
アデノシン‐かんじょういちりんさん【アデノシン環状一燐酸】
⇒サイクリック‐エーエムピー
アデノシン‐さんりんさん【アデノシン三燐酸】
アデノシンのリボース(糖)に3分子の燐酸がついて、2個の高エネルギー燐酸結合をもつ化合物。生体内に広く分布し、燐酸1分子が離れたり、結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝...
アデノシン‐にりんさん【アデノシン二燐酸】
アデノシン三燐酸の燐酸1分子が取れた化合物。これにエネルギーが与えられると、再び燐酸と結合する。ADP(adenosine diphosphate)。