さま・す【覚ます/醒ます】
[動サ五(四)] 1 眠っている状態から意識のはっきりした状態に戻す。「目を—・す」「眠気を—・す」 2 酒の酔いをなくす。「風にあたって酔いを—・す」 3 迷っている心を正常な状態にする。迷い...
さ・む【覚む/醒む】
[動マ下二]「さ(覚)める」の文語形。
さめがい‐どおり【醒ヶ井通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。堀川通りの東側を通り、北の六角通りから南の五条通りに至る。全長約1.1キロ。
さめ‐やら‐ぬ【覚め遣らぬ/醒め遣らぬ】
[連語]《動詞「さ(覚)む」の連用形+動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》完全には覚めきっていない。「眠りから—朝まだき」
さ・める【覚める/醒める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二] 1 眠っている状態から、意識のはっきりした状態に戻る。「朝早く目が—・める」「麻酔が—・める」 2 眠けや酒の酔いが消える。「酔いがいっぺんに—・める」 3 ...
せい【醒】
[常用漢字] [音]セイ(漢) [訓]さめる さます 酔いや眠りからさめる。「覚醒・警醒・半醒」
せい‐かく【醒覚】
[名](スル)めざめること。めざめさせること。また、迷いなどから立ち直ること。覚醒。「僕はこの時たちまち—したような心持ちがした」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
せいすいしょう【醒睡笑】
江戸初期の咄本(はなしぼん)。8巻。安楽庵策伝著。元和9年(1623)成立。戦国末期から近世にかけて語られていた笑話を、全編42に分類、集大成したもの。のちの咄本や落語に大きな影響を与えた。