しだい‐ちょうじゃ【次第長者】
次第次第に金持ちになった人。次第分限(ぶんげん)。「西国に並びなき—となりて」〈浮・永代蔵・三〉
しんしょう‐もち【身上持(ち)】
1 金持ち。財産家。資産家。 2 家計のやりくり。「—のいい女房」
死(し)んでの長者(ちょうじゃ)より生(い)きての貧乏(びんぼう)
死んで金持ちになるよりは貧乏でも生きているほうが幸せであるということ。
ジャペック【JAPEC】
《OPEC(オペック)(石油輸出国機構)のOを、ジャパンのJAで置き換えたもの》円高や貿易黒字で金持ちになった日本を、オイルダラーで潤った産油国になぞらえていう語。
千金(せんきん)の子(こ)は市(いち)に死(し)せず
《「史記」越世家から》金持ちの子は、罪を犯してもその金力によって死罪を免れることができる。
千金(せんきん)の子(こ)は盗賊(とうぞく)に死(し)せず
《蘇軾「留侯論」から》金持ちの子は、盗賊と争って死ぬような危険なことはしない。金の力で身を守ることをいう。
そ‐ほう【素封】
《「史記」貨殖伝から。「素」はむなしい、「封」は領土の意》位や領土はないが、諸侯に匹敵する富を持っていること。また、その人。大金持ち。
そほう‐か【素封家】
大金持ち。財産家。
たい‐け【大家】
金持ちの家。また、社会的地位や身分の高い家柄。たいか。
たのし・い【楽しい】
[形][文]たの・し[シク] 1 満ち足りていて、愉快な気持ちである。「毎日を—・く過ごす」「テンポのよい—・い曲」「—・いピクニック」 2 富裕である。金持ちである。「堀川相国は、美男の—・し...