ふ‐ゆう【富有】
[名・形動]財産を多く持つこと。また、そのさま。金持ち。「—な家に生まれる」
ふん‐どん【分銅】
「ふんどう(分銅)」の音変化。「次郎さんといふ色男の金持ちが、しっかり—を押せえてゐるを」〈人・契情肝粒志〉
ぶげん‐しゃ【分限者】
金持ち。財産家。
ブルジョア【(フランス)bourgeois】
《「ブルジョワ」とも》 1 中世ヨーロッパで、上層の貴族・僧と下層の労働者・農民との中間に位置した商工業者。市民。町人。 2 近代資本主義社会で、資本家階級に属する人。⇔プロレタリア。 3 金持...
ぶん‐げん【分限】
1 持っている身分・才能などの程度。身のほど。分際。ぶげん。「—をわきまえる」 2 財産・資産のほど。財力。また、財力のあること。金持ち。ぶげん。「—者」 3 公務員の身分に関する基本的な規律。...
ぼう‐ふ【暴富】
急に金持ちになること。また、その人。にわか成金。
まる‐もち【丸持(ち)】
《「まる」は金銭の意》金を持っている人。金持ち。金満家。「—後家の男めかけでもあろうかと」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
まんぷく‐ちょうじゃ【万福長者】
非常に豊かな人。大金持ち。大福長者。
まんりょう‐ぶげん【万両分限】
何万両もの財産を持っている富豪。大金持ち。「—でも、町人風情かあるいは功のない者は」〈滑・浮世床・二〉
みせかけ‐だいじん【見せ掛け大尽】
金持ちのように見せかけること。また、その人。「さてこそ不審はるの日の、長ういらぬは—」〈浄・五枚羽子板〉