でぐち‐せいさく【出口政策】
金融危機に際して、各国の中央銀行等の取った異例の金融緩和政策をいつ、どのような手順で終わらせるかについての対策。出口戦略。 [補説]例えば、2008年9月のリーマンショック以降、各国の中央銀行は...
デット‐エクイティー‐スワップ【debt equity swap】
債務の株式化のこと。債権者が、企業の債務を免除する代わりに、その企業の株式を取得する金融手法。巨額の債務を抱えて経営難に陥った企業の再生手段として、銀行などの金融機関が用いることが多い。企業側は...
デット‐ファイナンス【debt finance】
借り入れによる企業の資金調達。他人資本による資金の調達。借入金融。→エクイティーファイナンス
デフレーション【deflation】
一般的物価水準が継続的に下落しつづける現象。通貨の収縮、金融の梗塞(こうそく)、生産の縮小、失業の増加などが生じる。デフレ。⇔インフレーション。
デュッセルドルフ【Düsseldorf】
ドイツ中西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。同州の州都。ライン川沿いの商業・貿易都市であり、各国の企業や金融機関が集まり、日系企業も多い。鉄鋼などの工業が発達。17世紀、プファルツ選...
デリバティブ【derivative】
株式・債券・金利・外国為替などの金融商品(原資産)から派生して生まれた金融商品。将来、現金や他の金融商品を受け取る権利の現在価値がその価値を決定する。価格変動によるリスクを避けるために開発。先物...
デリバティブ‐とりひき【デリバティブ取引】
先物取引・先渡し取引、オプション取引、スワップ取引などの金融派生商品の取引。派生商品取引。→デリバティブ
とうき‐けいざい【投機経済】
金融商品の値動きを利用して短期的な利益を追求する、投機的な経済活動全般をさす。株式などのデイトレードや、実需を伴わない外為売買などがこれに含まれる。投機経済は、その規模や性質が実体経済と対比され...
とうきょう‐きんゆうとりひきじょ【東京金融取引所】
平成元年(1989)金融先物取引法に基づいて東京に設立された金融先物取引所。当初は金融機関を会員とする法人だったが、平成16年(2004)に株式会社化。旧称の東京金融先物取引所(TIFFE)を同...
とうきょう‐しょうけんとりひきじょ【東京証券取引所】
東京都中央区日本橋兜町(かぶとちょう)にある金融商品取引所。通称「兜町」。東証。TSE(Tokyo Stock Exchange)。 [補説]明治11年(1878)東京株式取引所として創設。太平...