てどり‐がま【手取り釜】
茶の湯の釜の一。つるがついていて注ぎ口のあるもの。
てんみょう‐がま【天明釜】
室町時代から下野(しもつけ)国佐野郡天明(栃木県佐野市)で製作された鉄製の茶釜の総称。地肌に工夫をこらし、地文のないものが多い。蘆屋釜(あしやがま)とともに茶人に珍重される。
でんき‐すいはんき【電気炊飯器】
⇒電気釜(でんきがま)
とう‐にん【頭人】
1 集団のかしら。頭目。「工場の—、自らその作れる釜の図を持し」〈中村訳・西国立志編〉 2 鎌倉・室町幕府における引付衆の長官。 3 室町幕府の政所(まんどころ)・評定所・侍所(さむらいどころ)...
とも‐ぶた【共蓋】
茶釜・水指(みずさし)・茶入れなどで、身と蓋とが同じ材質でできているもの。また、その蓋。⇔替え蓋。
どうぶつ‐ほうおんたん【動物報恩譚】
人から恵みや恩を受けた動物が、恩返しとしてその人に幸福や名声を報いるという昔話の一類。「鶴女房」「文福茶釜」など。
ど‐がま【土釜】
土を焼き固めて作った釜。
ななつ‐がま【七ツ釜】
佐賀県西北部、唐津市屋形石にある海食洞。玄界(げんかい)灘の荒波により玄武岩が浸食されてできた柱状節理・洞穴。七つある洞穴のうち最大のものは高さ3メートル、奥行き110メートル。「屋形石の七ツ釜...
なべ‐かま【鍋釜】
鍋と釜。炊事道具。また、最低限の生活用品をたとえていう語。「—まで借金の形(かた)に取られる」
なべ‐ずみ【鍋墨】
鍋・釜の底についた黒いすす。