ひら‐いと【平糸】
「釜糸(かまいと)」に同じ。
ひら‐がま【平釜】
浅く平たい形の茶釜。
ひる‐かぎ【蛭鉤】
中太で、蛭のような形をした鉄製の掛け金物。天井などに取り付け、釣り釜(かま)などを下げる。蛭環(ひるかん)。
ふ【釜】
[常用漢字] [音]フ(漢) [訓]かま 〈フ〉煮たきに使う金属製の器。かま。「釜中」 〈かま(がま)〉「釜飯/茶釜」
ふえふき‐がわ【笛吹川】
山梨県、甲府盆地を北東から南西へ貫流する川。甲武信岳(こぶしだけ)と国師ヶ岳(こくしがたけ)に源を発し、富士川町・市川三郷町の境界部で釜無川と合流し富士川となる。長さ55キロ。 深沢七郎の歴...
ふざん‐よう【釜山窯】
寛永16年(1639)対馬(つしま)の領主宗氏が釜山の和館に築いた陶窯。御本茶碗(ごほんぢゃわん)を製造した。享保2年(1717)廃窯。和館窯。
ふじ‐かわ【富士川】
山梨県北西部を流れる釜無(かまなし)川と、同県北東部を流れる笛吹川が甲府盆地で合流し、富士山の西側を南流して駿河湾に注ぐ川。最上川・球磨川とともに日本三大急流の一。長さ128キロ。
ふた‐おき【蓋置】
茶の湯の点前(てまえ)で、釜の蓋や柄杓(ひしゃく)を置く道具。竹製・陶製・金属製などがある。
釜中(ふちゅう)魚(うお)を生(しょう)ず
《「後漢書」独行伝の、范冉(はんぜん)が長い間飯をたかなかったため、釜にぼうふらがわいたという故事から》非常に貧しいことのたとえ。
釜中(ふちゅう)の魚(うお)
《「資治通鑑」漢紀から》まもなく煮られようとしている釜の中の魚。死が迫っていることをいう語。魚(うお)の釜中に遊ぶが如し。