はんしゃ‐ろ【反射炉】
冶金用の炉の一。燃焼室と加熱室とが別になっており、天井と側壁の放射熱で加熱して鉱石や金属を製錬・溶融する。
はん‐どうこう【斑銅鉱】
銅と鉄の硫化物からなる鉱物。赤褐色で金属光沢があり、不透明。正方晶系、まれに等軸晶系。粒状・塊状が多く、空気中で変色して黄・紫色を交え、まだらになる。銅の鉱石。ボーナイト。
バイオマイニング【biomining】
微生物の生化学的な作用を利用し、鉱物や鉱石から有用な金属資源を抽出する技術の総称。細菌で金属を溶出して精錬するバイオリーチングという手法が実用化されている。
バイオリーチング【bioleaching】
微生物の生化学的な作用を利用して、鉱物や鉱石から有用な金属を溶出して精錬する手法。バイオマイニングの一つ。酸性下でも生育する細菌による、鉄・銅・ウランの精錬が実用化されている。微生物精錬。バクテ...
ばいしょう‐ろ【焙焼炉】
精錬に際して、硫化鉱石を焙焼して酸化鉱物とするために用いる炉。回転式・多段床式など。
バケット【bucket】
1 バケツ。 2 鉱石や土砂などを入れて運搬する容器。クレーンなど運搬機械に取り付ける。 3 ペルトン水車の椀状をした羽根。噴流を受ける部分。
ばら‐づみ【散積み】
[名](スル)石炭・鉱石・穀物などの粒状の貨物を包装しないで、そのまま船や車に積み込むこと。「—貨物」
バージニア‐シティー【Virginia City】
米国ネバダ州西部の町。19世紀後半から20世紀初めにかけて金鉱石の産出でにぎわったが、鉱脈の枯渇により衰退。現在は当時の街並みや坑道、鉱山鉄道を保存し、観光業による復興が進められている。
パキメ【Paquimé】
メキシコ北部、チワワ州にある都市遺跡。州都チワワの北西約250キロメートル、カサスグランデス川が刻む河谷に位置する。8世紀頃から交通の要地、および塩や鉱石の産地となり、14世紀頃に盛期を迎えたが...
ひがしガーツ‐さんみゃく【東ガーツ山脈】
《Eastern Ghats》インド半島東部を走る山脈。北東から南西にむかって約1400キロメートルにわたって延びる。西ガーツ山脈に発するクリシュナ川、ゴダバリ川などが東進し、標高数百メートルの...