れん‐ぜん【連銭】
《「れんせん」とも》銭(ぜに)を並べた形の文様や紋所。
ろくどう‐せん【六道銭】
死者を葬るとき、棺の中に入れる6文の銭。三途(さんず)の川の渡し銭、または冥界の旅費にするといわれる。
ろくもん‐せん【六文銭】
紋所の名。一文銭を3個ずつ横2列に並べた形のもの。信州上田の真田(さなだ)氏の紋として有名。六連銭。
ろくれん‐せん【六連銭】
「六文銭(ろくもんせん)」に同じ。
ろ‐せん【路銭】
旅の費用。旅費。路銀。
わたし‐せん【渡し銭】
「渡し賃」に同じ。
わらじ‐せん【草鞋銭】
わらじを買うぐらいの金。旅費としてのわずかの金銭。
われ‐ぜに【割れ銭/破れ銭】
破損した貨幣。中世、悪銭の一種として撰銭(えりぜに)の対象となった。