たんだいしょうしんろく【胆大小心録】
江戸後期の随筆。3巻。上田秋成著。文化5年(1808)成立。自伝や人物評・国学・和歌など、広い分野にわたる論評を収録。
だいとうごろく【大灯語録】
室町時代の仏教書。3巻。応永33年(1426)刊。大灯国師宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)の法語を集めたもの。
だいとうないてんろく【大唐内典録】
中国、唐代の仏教書。10巻。道宣編。664年成立。「歴代三宝紀」「法経録」「仁寿録」や西明寺の蔵経を参照して編集した一切経の目録。後漢以後の経典を集録。内典録。道宣録。
だいにほんえんかいじっそくろく【大日本沿海実測録】
江戸後期の地理書。13巻14冊。伊能忠敬著。文政4年(1821)以前に成立。「大日本沿海輿地全図」に添えて幕府に提出した各地の記録。輿地実測録。
だいにほんこきろく【大日本古記録】
史料集。東京大学史料編纂所編。昭和27年(1952)以降刊行中。各時代の代表的日記などの古記録を翻刻・校訂し、傍注や頭注を加えたもの。
だいもくろく【大目録】
《原題、(ギリシャ)Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻。ピナケス。
ちいき‐がんとうろく【地域癌登録】
都道府県や市町村といった地域を対象に、その地域に居住する癌患者の情報を登録して整理すること。癌の種類・進行度、治療内容、年齢・性別、罹患率、生存率などのデータを蓄積して、地域や国の癌予防・癌治療...
ちゅうざんでんしんろく【中山伝信録】
《「中山」は琉球の異称》中国の地誌。6巻。徐葆光(じょほうこう)著。1721年成立。前年に清の外交使節として訪れた琉球の見聞を、皇帝への報告書としてまとめたもの。琉球の研究資料として知られる。
ちょ‐ろく【著録】
[名](スル)書きあらわし記すこと。記録すること。また、そのもの。
つい‐ろく【追録】
[名](スル)すでに書かれているものに、あとから書き加えること。また、書き加えたもの。「補助注記を—する」