かまくら‐ぐう【鎌倉宮】
神奈川県鎌倉市二階堂にある神社。旧官幣中社。祭神は護良(もりなが)親王。明治2年(1869)親王薨去(こうきょ)の地に創建。
かまくら‐ごえ【鎌倉声】
中世、上方弁を標準にして、なまりの多い関東の発音をさしていった語。鎌倉なまり。坂東なまり。関東弁。
かまくら‐ごさん【鎌倉五山】
鎌倉にある臨済宗の五大寺。建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺。室町時代、足利義満のときに五山の制により定められた。関東五山。
かまくら‐ごしょ【鎌倉御所】
1 鎌倉幕府の将軍。また、その邸宅。 2 「鎌倉公方(くぼう)」に同じ。
かまくらさんだいき【鎌倉三代記】
浄瑠璃。時代物。五段。紀海音(きのかいおん)作。享保3年(1718)大坂豊竹座初演。比企(ひき)判官一味の源頼家に対する謀反を題材としたもの。 浄瑠璃。時代物。十段。近松半二作と推定される。...
かまくら‐し【鎌倉市】
⇒鎌倉
かまくら‐じだい【鎌倉時代】
鎌倉幕府が置かれていた武家政権時代の称。ふつう、文治元年(1185)源頼朝が守護・地頭を設置したときから、元弘3年(1333)北条高時が滅亡するまでの約150年間をいうが、始期については諸説がある。
かまくら‐じょしだいがく【鎌倉女子大学】
神奈川県鎌倉市にある私立大学。昭和34年(1959)に京浜女子大学として開設。平成元年(1989)に現校名に改称した。
かまくら‐どの【鎌倉殿】
鎌倉幕府の将軍。特に源頼朝をいう。
かまくら‐ななくち【鎌倉七口】
鎌倉へ入る七つの入口。名越(なごえ)・朝比奈・巨福呂(こぶくろ)坂・亀ヶ谷(かめがやつ)坂・化粧(けわい)坂・大仏坂・極楽寺坂の七つの切通しをいう。鎌倉七切通し。