ヒドラ【Hydra】
ギリシャ神話で、九つの頭を持った海蛇。ヘラクレスに退治される。ヒュドラ。 冥王星の第3衛星。名はに由来。2005年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された。直径は40〜50キロ。ヒュドラ。 ...
ひなぎくのおちゃのばあい【ヒナギクのお茶の場合】
多和田葉子の短編小説。同作を表題作とする小説集はほかに「枕木」「所有者のパスワード」などを収め、平成12年(2000)刊行。同年、第28回泉鏡花文学賞受賞。
ひのくま‐じんぐう【日前神宮】
和歌山市秋月にある神社。旧官幣大社。祭神は、石凝姥命(いしこりどめのみこと)の最初に作った鏡という日像鏡(ひかたのかがみ)を神体とする日前大神。境内に国懸(くにかかす)神宮がある。
ひみこ
《「ヒミコ」と書く》ビッグバンから8億年後の宇宙初期に形成された、巨大なガス雲。距離約129億光年。水素のライマンα線を発し、大きさは銀河系の半分程度とみられる。2009年にすばる望遠鏡で発見さ...
ひめ【姫/媛】
[名] 1 女子の美称。「歌—」「乙—」⇔彦。 2 貴人の娘。姫君。 3 近世上方で、遊女のこと。 [接頭]物の名に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。「—百合」「—鏡台」
ひも‐かがみ【紐鏡】
[名] 1 裏に紐のついた鏡。 2 「てにをは紐鏡」の略称。 [枕]鏡の裏の紐は解くなの意で、「な解き」の音に近い地名「能登香(のとか)」にかかる。「—能登香の山の誰(た)が故か」〈万・二四二四〉
ひゃくいろ‐めがね【百色眼鏡】
万華鏡(まんげきょう)のこと。
ひゃくれんしょう【百錬抄/百練抄】
鎌倉時代の歴史書。17巻。初めの3巻は散逸。編者・成立年ともに未詳。武家方の「吾妻鏡」と対照をなす、公家方の編年体による記録。冷泉(れいぜい)天皇から後深草天皇までを収録。
ひょう‐びょう【縹渺/縹緲/瞟眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広くはてしないさま。「—たる雪の広野を隔てて」〈鏡花・註文帳〉 2 かすかではっきりとしないさま。「慷慨(こうがい)節義の譚に、神仙—の趣を交ゆ」〈露伴・運命〉
ひら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 薄いものがゆれ動く。ひらひらする。ひらめく。「浴衣の袖を—・かせる」 2 落ち着きなく動きまわる。「出合女、茶屋女等の—・くを」〈色道大鏡・五〉 3 ひりひり痛む。「から風...