はな‐たで【花蓼】
タデ科の一年草。山野に生え、高さ約50センチ。細長い葉が互生する。9、10月ごろ、イヌタデに似た淡紅色の花をつける。やぶたで。《季 秋》「—の鴨の足跡よりも濃し／波郷」
はな‐にら【花韮】
１ ヒガンバナ科の多年草。細長い葉が束になって出る。春、花茎の先に、紫色を帯びた白い6弁花を上向きに開く。傷つけるとニラの匂いがする。アルゼンチンの原産で、観賞用。ブローディア。 ２ ニラのつぼ...
はなび‐ぜきしょう【花火石菖】
イグサ科の多年草。山野の湿地に生え、高さ30〜50センチ。茎は平たく、葉は細長い。夏、不規則に広げた柄の先に多数の花をつけ、線香花火を思わせる。広葉(ひろは)の笄石菖(こうがいぜきしょう)。
はな‐やすり【花鑢】
ハナヤスリ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ7〜20センチ。1枚の広卵形の栄養葉と1本の胞子葉が出る。胞子葉は長い柄があり、穂状に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、形がやすりに似る。
ハヌマン【(梵)Hanumān】
インド神話の登場人物。風神の子で、猿の顔と長い尻尾をもつ。叙事詩ラーマーヤナでは英雄ラーマを助けて活躍する。ハヌマーン。
はね‐かくし【隠翅虫／羽隠虫】
甲虫目ハネカクシ科の昆虫の総称。体長5〜30ミリ。体は扁平で細長い。前翅(まえばね)は非常に短く、後ろ翅はその下に小さく畳み込まれ、腹部の後方が露出している。幼虫・成虫とも昆虫や腐肉を食べ、アリ...
はね‐ようじ【羽根楊枝／羽楊枝】
細長い柄(え)の頭に鳥の羽をつけた小さい楊枝。おはぐろや薬などをつけるのに用いる。
ハフマン‐ふごうか【ハフマン符号化】
《Huffman coding》コンピューターでデータを可逆圧縮するためのアルゴリズムの一。1952年、デビッド＝ハフマンによって考案。データ中の文字列の出現頻度を求め、多く出現する文字列に短い...
はま‐だい【浜鯛】
フエダイ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形で、目は大きく、尾びれの上端・下端とも長い。体色は淡紅色で上面と各ひれは鮮紅色。本州中部以南に分布。
はま‐にがな【浜苦菜】
キク科の多年草。海岸の砂地に生える。地下茎は地中をはい、長い柄をもつ厚い葉を地上に出す。葉はふつう三〜五つに裂けている。夏、黄色い頭状花を開く。はまいちょう。
