ちょう‐もん【聴聞】
［名］(スル) １ 説教や演説などを耳を傾けて聞くこと。「長上の訓諭を—する時など」〈寅彦・笑い〉 ２ （「聴問」とも書く）行政機関が、規則の制定や争訟の裁決などをするにあたって、利害関係者およ...
塵(ちり)を望(のぞ)んで拝(はい)す
《晋の石崇が、主君の外出のたびに、その車が塵を上げて走り去るのをはるかに望んで拝んだという、「晋書」石崇伝に見える故事から》貴人の車馬が走り去るのを見送って礼拝する。長上にへつらうことのたとえ。
つくし‐さんち【筑紫山地】
《「ちくしさんち」とも》九州北部をほぼ北東から南西に走る山地。福岡・佐賀・長崎の3県にまたがる。平均標高400〜900メートルで、最高峰は福岡県・佐賀県境の背振(せふり)山。地体構造上、西南日本...
なが【長／永】
《形容詞「ながい」の語幹から》 １ 長いこと。長く続くこと。→長の ２ 「長点(ながてん)」の略。 ３ 「長上下(なががみしも)」の略。 ４ 「長掛(ながかけ)」の略。
ながと‐さんち【長門山地】
山口県北西部をほぼ東西に広がる山地。南北10〜30キロメートル、東西約100キロメートル。西中国山地の延長上に位置し、日本海側と瀬戸内海側の分水界となっている。南縁に古生代の石灰岩台地からなる秋...
なが‐ばかま【長袴】
裾が長く、後ろに引きずる袴。近世、直垂(ひたたれ)・大紋(だいもん)・素襖(すおう)・長上下(なががみしも)などの礼服に着用した。⇔半袴。
に‐の‐ひと【二の人】
宮中での地位が一の人である摂政・関白に次ぐ人。「世の—にておはしますめり」〈大鏡・道長上〉
ねんし‐まわり【年始回り】
新年のあいさつのために、長上・知人などの家々を回ること。
のい‐ふ・す【偃す】
［動サ四］《「のきふす」の音変化》あおむけに寝る。倒れ伏す。「門をだにささで、やすらかに—・したれば」〈大鏡・道長上〉
はや・す【栄やす／映やす】
［動サ四］ １ 映えるようにする。引き立てる。「必ずかやうの事を仰せられて、ことを—・させ給ふなり」〈大鏡・道長上〉 ２ ほめたたえる。称賛する。「庭に生(お)ふるあさてが花を—・しけむ昔の人ぞ...
