はま‐ぼう【黄槿】
アオイ科の落葉低木。関東以西の海岸に自生し、高さ約2メートル。葉は円形で、裏面に白い毛が密生。夏、黄色の漏斗状の5弁花を開く。
はら‐たけ【原茸】
ハラタケ科のキノコ。夏から秋に草原などに群生する。高さ5〜10センチ。傘は初め球形、のち平らに開く。肉は厚く、白色から淡紅色に変わる。食用。マッシュルームはこの改良品種。
は‐らん【葉蘭】
キジカクシ科の常緑多年草。地中をはう根茎の節から葉を出し、葉は長さ30〜50センチの長楕円形。4月ごろ、地面近くに紫褐色の花を開く。中国の原産で、庭園などに植え、斑入りの品種もある。根茎を利尿・...
ハルシャ‐ぎく【ハルシャ菊】
キク科の一年草。高さ約70センチ。葉は羽状に細かく裂ける。6〜10月、中心が濃赤褐色で周辺が鮮黄色の蛇の目模様をした頭状花を開く。北アメリカの原産で、観賞用。蛇の目草。孔雀草。
はる‐りんどう【春竜胆】
リンドウ科の二年草。日当たりのよい原野に生え、高さ約10センチ。根元の葉は卵形で、対生する。5月ごろ、青紫色の釣鐘形の花を上向きに開く。さわぎきょう。《季 春》「—入日はなやぎてもさみし/敦」
はん‐かい【半開】
[名](スル) 1 弁・栓・扉などを半分ほど開くこと。「ガス栓を—にしておく」 2 花が開きかけていること。「桜はまだ—だ」 3 文明が未開を過ぎて、少し開化していること。「其の社会が尚—の位置...
はん‐がん【半眼】
目を半ば開くこと。また、その目。半目。「目を—にしてようすをうかがう」
はんごん‐そう【反魂草】
キク科の多年草。中部地方以北の深山に自生。高さ1〜2メートル。茎はやや紫色を帯び、葉は羽状に深く裂けている。7〜9月、多数の黄色い頭状花を開く。若芽は食用。
はんしょう‐づる【半鐘蔓】
キンポウゲ科の落葉性で木質の蔓(つる)植物。山地に生える。葉は3枚の小葉からなる複葉で、対生。初夏、紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。実に白い毛がある。つりがねかずら。
はん‐びらき【半開き】
1 なかば開くこと。また、なかば開いていること。はんかい。「—の戸」 2 花がなかば咲くこと。はんかい。「—の桜」