かん‐さん【閑散】
[名・形動](「と」を伴った形で副詞的にも用いる) 1 ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。「平日の—とした遊園地」 2 仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。「—な日を送りかねて...
かん‐しつ【閑室】
人気がなく、もの静かな部屋。
かん‐しょく【閑職】
仕事の暇な職務。重要でない職務。「—にまわされる」
かん‐しん【閑心】
俗事から離れた閑雅な心。「この道はひとへに—のもてあそびなる故に」〈ささめごと〉
かん‐じ【閑事】
暇な事柄。無用のこと。むだごと。
かん‐じぎょう【閑事業】
実用と結びつくところの少ない仕事。また、今すぐには必要でない仕事。
かん‐じつ【閑日】
暇な日。ゆったりと過ごす日。「世塵を脱して—を送るは」〈織田訳・花柳春話〉
かん‐じつげつ【閑日月】
1 暇な月日。「—を送る」 2 ゆったりとして余裕のあること。「英雄—あり」
かん‐じゃく【閑寂】
[名・形動] 1 もの静かで趣のあること。ひっそりとして落ち着いていること。また、そのさま。かんせき。「—な郊外の住宅街」 2 芭蕉俳諧の理念の一。さび。 [派生]かんじゃくさ[名]
かん‐じょ【閑所/閑処】
《「かんしょ」とも》 1 静かな場所。人のいない所。「睛(せい)(=ヒトミ)を—に転ずる気紛(きまぐ)れの働ではない」〈漱石・虞美人草〉 2 便所。かわや。「信玄公、御用心の御ためやらん、御—を...