かんせつ‐ほう【関節包】
関節を包む結合組織。外側は線維性の膜、内側は滑膜の二重構造になっている。
かんせつ‐ゆうりたい【関節遊離体】
⇒関節内遊離体
かんせつ‐リウマチ【関節リウマチ】
複数の関節の痛み・はれ・変形・運動障害を主症状とする病気。膠原病(こうげんびょう)の一。女性に多く、初めは朝起きたときの手指のこわばりなどがみられ、軽快と増悪(ぞうあく)を繰り返しながら進行し、...
かんせつ‐わざ【関節技】
柔道の固め技の一。逆技ともいい、相手の関節を逆に曲げたり、ねじったりする技。腕がらみ・腕ひしぎ十字固め・腕ひしぎ腹固めなど。ひじ関節を対象とする技以外は禁止されている。
かん‐ぜい【関税】
貨物が経済的境界を通過するときに課せられる租税。現在の日本では、外国からの輸入品に課する輸入税をいい、財政収入と国内産業の保護を目的とする。
かんぜい‐けいさつ【関税警察】
密輸出入の防止、その他関税の徴収を確保するための取り締まりや調査に関して、税関長・税関職員に与えられた権限のうち、警察権に類似した作用をいう。
かんぜい‐しょうへき【関税障壁】
国内産業の保護・育成の目的で、他国商品の流入を制限するために関税を新たに設けたり、高率にしたりすること。
かんぜい‐じしゅけん【関税自主権】
国際法上、独立国がその主権に基づいて自主的に関税制度を定め、運営する権利。
かんぜい‐じょうきょひょう【関税譲許表】
GATT加盟国が関税引き下げ交渉の結果合意・調印した、特定産品に対する一定の関税率を国ごとにまとめた表。1995年以降はWTO協定に引き継がれた。
かんぜい‐せいさく【関税政策】
関税制度に関する一国の政策。関税自主権に基づき、国内産業の保護・育成、財政収入、国民生活、対外関係などを考慮して決定される。