あんこく‐しょく【暗黒色】
暗闇に包まれたかのような黒色。光の射(さ)さない黒色。
あんこく‐じだい【暗黒時代】
1 戦乱が続いたりして、社会の秩序が乱れ、道徳・文化が廃れて悪事や不安がはびこる時代。 2 《Dark Ages》ヨーロッパ中世の前・中期をいう語。 3 ⇒宇宙の暗黒時代
あんこく‐せいうん【暗黒星雲】
銀河系内星雲の一。低温で光を出さないガスや微粒子の集まり。背後の星の光を遮るため、そこだけ暗黒に見える。馬頭星雲(ばとうせいうん)など。
あんこく‐たいりく【暗黒大陸】
《文明から取り残され、世界に知られていなかったところから》かつてのアフリカ大陸のこと。
あんこく‐の‐げつようび【暗黒の月曜日】
⇒ブラックマンデー
あんこく‐の‐ぞうき【暗黒の臓器】
診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。 [補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発される...
あんこく‐ぶっしつ【暗黒物質】
宇宙に存在する、光を放出も反射もしない未知の物質。銀河の回転運動や銀河団内の銀河の運動から質量を推定すると、星や銀河として光っている物質の質量の約10倍になる。大半を占める「見えない質量(ミッシ...
あんこく‐ぶとう【暗黒舞踏】
現代舞踏の一。土方巽(ひじかたたつみ)が昭和30年代に確立。民俗的・肉体的な題材が多く用いられ、多くの芸術家に影響を与えた。
あんこく‐めん【暗黒面】
社会や人生の、醜悪悲惨な裏面。ダークサイド。
あんさい‐がくは【闇斎学派】
山崎闇斎の学説を信奉する儒学の流派。水戸学派と並んで、幕末の尊王思想の源流となった。崎門(きもん)学派。