いんせい‐じだい【院政時代】
平安後期、白河・鳥羽・後白河3代の上皇(一説に、後鳥羽上皇の代も含む)による院政が行われた時代。上皇が院宣や、院の庁下文(くだしぶみ)を発給するなどして国政を掌握し、その実権は朝廷・摂関家をしの...
いん‐ぜん【院宣】
平安時代以降、院司が上皇または法皇の命令を受けて出す文書。
いん‐そつ【院卒】
俗に、大学院の課程を修了し、修士または博士の学位を付与された人。
いん‐たい【院体】
1 中国で、宮中に置かれた画院の画風。院画体。 2 書道で、奔放なところのない役所風の書体。
いんたい‐が【院体画】
中国、宋代の画院の画風、およびその作品。南宋の花鳥画や馬遠(ばえん)・夏珪(かけい)の山水画がその代表。日本の山水画にも影響を与えた。院画。→画院
いん‐だい【院代】
1 院家(いんげ)の寺格をもつ寺の住持の職務を代行する者。 2 寺の住職の代理者。 3 普化(ふけ)宗の寺の住職。
いん‐ちゅう【院中】
《「いんぢゅう」とも》院の御所。また、その中。
いん‐ちょう【院庁】
⇒院の庁
いん‐ちょう【院長】
病院など、院という名称の施設・機関の長。
いん‐てん【院展】
《「日本美術院展覧会」の略》日本美術院が主催する絵画・彫刻などの展覧会。《季 秋》「—の古径の画へと急ぎけり/虚子」