背水(はいすい)の陣(じん)
《「史記」淮陰侯伝の、漢の名将韓信が趙(ちょう)の軍と戦ったときに、わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から》一歩もひけないような絶体絶命の...
はち‐じん【八陣】
中国の兵法で、古くから唱えられた8種類の陣立て。日本では、ふつう、平安時代に大江維時(おおえのこれとき)が唐から学んだという、魚鱗・鶴翼・長蛇・偃月(えんげつ)(または彎月(わんげつ))・鋒矢(...
ひがし‐の‐じん【東の陣】
《内裏の東にあったところから》宣陽門(せんようもん)の異称。
ひつ‐じん【筆陣】
文筆によって論戦を展開すること。戦陣にたとえていう。「—を張る」
ひょうえ‐の‐じん【兵衛の陣】
兵衛の詰め所。兵衛が宿衛して諸門の警備にあたった所。左兵衛は宣陽門、右兵衛は陰明門を陣とした。
ふ‐じん【布陣】
[名](スル) 1 戦いの陣をしくこと。また、その陣。「谷を挟んで—する」 2 団体競技や論争での、人員配置などの構え。「若手中心の—」
ほう‐じん【方陣】
1 兵士を方形に並べた陣の配置。方形の陣形。「—を敷く」 2 数字を縦横に同数だけ並べ、その縦・横・斜めのいずれの行の和も同じ数になるようにしたもの。縦横に並べる数字の個数によって三方陣・四方陣...
ほう‐じん【砲陣】
主として大砲を並べた陣地。
ほうどう‐じん【報道陣】
報道機関が取材・報道のために派遣する記者・カメラマンなどの一団。
ほん‐じん【本陣】
1 陣営で、総大将がいる場所。本営。 2 江戸時代、街道の宿駅で、大名・公家・幕府役人などが宿泊した公的な旅宿。