こう‐せん【洪繊】
大きいものと小さいもの。大きいことと小さいこと。大小。「濃淡の陰、—の線(すじ)を見出しかねる」〈漱石・草枕〉
こう‐そう【倥偬】
慌ただしいこと。忙しいこと。「—の際に分陰(ふんいん)を偸(ぬす)んで記しつけたものと見えて」〈漱石・趣味の遺伝〉
こうた‐びくに【小歌比丘尼】
小歌をうたって勧進して歩く比丘尼。陰では売春を業とした。勧進比丘尼。「それは—とて、尼にする由承り」〈浄・百日曽我〉
こうでん‐いんきょく【光電陰極】
光電管や撮像管などで、光が当たると光電効果により電子を放出する陰極。
こうでん‐かん【光電管】
光の明暗を電流の強弱に変える電子管。二極管で、陰極が光をうけて光電子を放出、陽極がこれを集めて、正電圧を加えると光電流を得る。
こうでんし‐ぞうばいかん【光電子増倍管】
光の照射によって陰極から生じた光電子を加速し、中間電極に衝突させて二次電子を発生させ、衝突を繰り返すことによって電子を増倍する光電管。フォトマルチプライヤー。フォトマル。PMT。
こう‐もん【閤門】
内裏(だいり)の内郭の門。承明・長楽・永安・玄輝・安喜・徽安(きあん)・宣陽・嘉陽・延政・陰明・武徳・遊義の12門。
こうもん‐さんかく【肛門三角】
左右の坐骨結節(ざこつけっせつ)と尾骨の先端を結ぶ三角形の領域。会陰(えいん)の後方を占め、正中線上に肛門が位置する。肛門部。
こうもん‐せいこう【肛門性交】
肛門内に陰茎を入れる行為。アナルセックス。
こおり‐の‐ついたち【氷の朔日】
陰暦6月1日。昔、宮中で、冬にできた氷を氷室(ひむろ)から取り出して群臣に賜る儀式がこの日行われた。民間では、正月の餅(もち)を凍(し)み餅にしておいて、この日に炒(い)って食した。氷室の朔日。...