しゃかい‐がく【社会学】
《(フランス)sociologie》人間や集団の諸関係、特に社会の構造・機能などを研究対象とする社会科学の一分野。コントが命名した。
しゃかい‐けい【社会型】
社会集団や社会関係の基礎的な類型。デュルケームの環節的社会と有機的社会、テニエスの共同社会と利益社会、スペンサーの軍事型社会と産業型社会など。社会類型。
しゃかい‐せい【社会性】
1 集団を作って生活しようとする、人間の根本的性質。 2 他人との関係など、社会生活を重視する性格。また、社会生活を営む素質・能力。「—のない人」 3 広く社会に通じる性質。社会生活に関連する度...
しゃかいせい‐こんちゅう【社会性昆虫】
同種の個体が集団をなし、分業や個体間の協力の著しい昆虫。ハチ・アリ・シロアリなど。
しゃかい‐せいぶつがく【社会生物学】
動物社会学の新しい流れで、現代的な自然選択理論に基づき、動物の社会的な行動や現象を遺伝的な適応の面から研究する学問。利他行動や家族内対立関係などを探る。方法として集団遺伝学モデルや適応戦略分析、...
しゃかい‐そしき【社会組織】
社会において、人々が何らかの目的をもってつくる一定の結びつきやきまり。また、そのように組織化された集団。
しゃかい‐ちょうさ【社会調査】
国勢調査・世論調査・市場調査など、社会または社会集団の状況を科学的に調べ、収集した資料を分析して社会の問題、動向を明らかにする手法。全数調査・サンプル調査・面接調査・アンケート調査など調査方法も...
しゃかいてき‐きょり【社会的距離】
個人と個人との間、集団と集団との間における親密性・親近性の程度。ソーシャルディスタンス。
しゃかいてき‐せいかく【社会的性格】
特定の集団や文化に属する人々が共通にもっている性格上の中心的諸特徴。共通の経験や欲求によって形成される。男(女)らしさ・職人気質・国民性など。
しゃかいてき‐そくしん【社会的促進】
集団で作業をすると、同じ仕事をする他者の存在が刺激となって、一人でやるよりも達成効果が増大する現象。