らん‐り【乱離】
国が乱れて人々が離散すること。「戦国—の世」
り【離】
[常用漢字] [音]リ(呉)(漢) [訓]はなれる はなす 別々になる。はなれる。わかれる。はなす。「離間・離合・離婚・離散・離脱・離島・離反・離別・離陸/乖離(かいり)・解離・隔離・距離・背離...
りさん‐てき【離散的】
連続的ではないさま。数学で、値や数量がとびとびになっているさま。粒子や物体などの個数、実数のなかの整数、量子力学における物理量などが離散的な値をとる。
りょうし‐いど【量子井戸】
電子を数ナノメートル程度の半導体の薄膜のヘテロ接合によって閉じ込めた構造。 [補説]電子は薄膜の面の垂直方向に自由に移動できず、特定の離散的なエネルギー状態をとる。この厚さを変えたり、複数重ねた...
りょうし‐か【量子化】
《quantization》 1 素粒子の運動を扱うときに、古典力学的な物理量である位置座標・運動量およびこれらからなる関数を、量子力学的な演算子に置き換えること。これらの演算子をもとに作られた...
りょうしホール‐こうか【量子ホール効果】
半導体と絶縁体の界面のような二次元に閉じ込められた電子が極低温の状態で示す量子論的なふるまいの一。磁界を強くするにしたがい、電流と磁界の両方に垂直な方向に生じる電位差が、離散的なとびとびの値をと...
ループりょうしじゅうりょく‐りろん【ループ量子重力理論】
量子力学と一般相対性理論を統一的な枠組みで表すことを目指す理論。空間はそれ以上分割できない1立方プランク長(10−99立方センチメートル)程度の最小単位からなり、時間の進み方も滑らかではなく1プラン...