まさ‐か
[名] 1 今まさに物事が目の前に迫っていること。予期しない緊急の事態にあること。「—の場合に役立てる」 2 目前のとき。さしあたっての今。「梓弓(あづさゆみ)末は寄り寝む—こそ人目を多み汝(...
ましば‐に【真屡に】
[副]たびたび。しばしば。「あしひきの山かづらかげ—も得難(がた)きかげを置きや枯らさむ」〈万・三五七三〉
ま‐しょうめん【真正面】
1 まっすぐ正面を向いていること。また、その方向。まっしょうめん。「—に山が見える」 2 物事にまともに相対すること。まっしょうめん。「難問に—から取り組む」
まじ‐もの【蠱物】
1 まじないをしてのろうこと。また、その術。まじ。「畜(けもの)仆(たふ)し、—する罪」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 人を惑わすもの。魔性のもの。「これらの—らを捉(とら)んは何の難き事にもあらじ」...
マゼラン‐かいきょう【マゼラン海峡】
南アメリカ大陸南端とフエゴ島との間の海峡。最狭部の幅3キロ。1520年にマゼランが通過。フィヨルド状をなし、風も強く、航行の難所。マガリャネス海峡。
マタイじゅなんきょく【マタイ受難曲】
《原題、(ドイツ)Matthäuspassion》「マタイによる福音書」のキリスト受難物語に基づく音楽作品。特に、1728年から1729年にかけてバッハが作曲したもの。バッハ没後は長らく忘れられ...
マタイによるふくいんしょ【マタイによる福音書】
新約聖書、四福音書の巻頭書。1世紀末ごろ書かれたと推定され、イエスの系図・誕生物語から、山上の垂訓を始めとする教え、受難と復活に至る生涯を記す。イエスを旧約聖書の預言の完成者、すなわちメシア(救...
また‐な・い【又無い】
[形][文]またな・し[ク]二つとない。並ぶものがない。これ以上のものはない。「彼奴(やつ)はなおわたしを—・い友と信じ」〈独歩・女難〉
まっしせいこう‐たん【末子成功譚】
説話の類型の一。兄弟間での争いに末の子が勝つ、またはそれぞれ難題に挑んで末の子だけが成功する話。海幸山幸、八上比売(やかみひめ)の神話などにみられる。
マッチョ【MACHO】
《massive compact halo object》光などの電磁波を放出または反射しているが、非常に暗くて小さいため、直接観測することが困難な天体の総称。銀河の回転運動の観測から、銀河のハ...