ゆみ‐が‐はま【弓ヶ浜】
鳥取県北西部、美保湾と中海(なかうみ)との間に突き出た半島。また、その美保湾側の砂浜海岸。東にある日野川の流砂が、日本海からの北東風と潮流によって形成した大砂嘴(さし)。もとは島で、出雲国風土記...
ゆむら‐おんせん【湯村温泉】
山梨県甲府市にある温泉。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉・硫黄泉。北に昇仙峡がある。甲府湯村温泉。 兵庫県北西部、美方郡新温泉町にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉など。 島根県雲南市にある温泉。泉質は...
ゆめ‐の‐うきはし【夢の浮橋】
夢の中のあやうい通い路。また、はかないものの意。「春の夜の—とだえして峰にわかるる横雲の空」〈新古今・春上〉 源氏物語第54巻(最終巻)の巻名。薫大将、28歳。出家した浮舟の行方を薫が確かめ...
ユンガス【Yungas】
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多く雲霧林に覆われ、アマゾン川水系の河川が深い谷を刻む。温暖な気候で、コーヒーや柑...
よい‐づき【宵月】
宵の間だけ出ている月。特に、旧暦8月の2日から7日ころまでの月。夕月。《季 秋》「—の雲にかれゆく寒さかな/鬼貫」
よう‐うん【妖雲】
不吉の前兆を示すあやしい雲。また、事件の起こりそうな不吉な気配のたとえ。
ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「桂林月宵(けいりんげっしょう)」...
よ‐か【四日】
「よっか」に同じ。「—、かぢとり、今日風雲の気色甚だ悪しと言ひて、船出さずなりぬ」〈土佐〉
よこ‐ぐも【横雲】
横に長くたなびく雲。多く明け方に東の空にたなびく雲をいう。