い‐び【萎靡】
[名](スル) なえてしおれること。衰え、元気のなくなること。「本国の民心は弥(いよい)よ—し」〈竜渓・経国美談〉 [ト・タル][文][形動タリ]衰えて元気のないさま。「世の人心を奨誡して—...
いん‐び【淫靡】
[名・形動]男女の関係、風俗などが乱れていること。また、そのさま。「—な雰囲気」
しゃ‐び【奢靡】
身のほどを過ぎたぜいたく。「—を極むれども」〈織田訳・花柳春話〉
せん‐び【繊美/繊靡】
[名・形動]ほっそりとして美しいこと。また、そのさま。「抱きしめたい程可憐なのは岡の—な淋しそうな姿」〈有島・或る女〉
び【靡】
[音]ビ(漢) [訓]なびく 1 他の力に従う。なびく。「靡然/風靡」 2 衰える。「萎靡(いび)」 3 はでで美しい。「猗靡(いび)」 4 おごる。ぜいたく。「淫靡(いんび)・奢靡(しゃび)」
ふう‐び【風靡】
[名](スル)風が草木をなびかせるように、広い範囲にわたってなびき従わせること。また、なびき従うこと。「一世を—する」