こ‐づら【小面】
1 顔つきを卑しめていう語。多く、「こづらがにくい」「こづらにくい」の形で用いる。→小面憎い 2 煉瓦(れんが)・石材などの、六面体の面のうち最小の面。
児(こ)の手柏(てがしわ)の二面(ふたおもて)
《コノテガシワの葉は表裏の区別をしにくいところから》二様または両面あることのたとえ。
この‐も【此の面】
こちら側。こなた。「—よりかのも色よき紅葉かな/蕪村」
このも‐かのも【此の面彼の面】
1 こちら側とあちら側。「つくばねの—に影はあれど君がみかげにます影はなし」〈古今・東歌〉 2 あちらこちら。そこここ。「—あやしくうちよろぼひて」〈源・夕顔〉
こ‐めん【湖面】
湖の表面。「鏡のような—」
こわ‐おもて【強面】
「こわもて(強面)」に同じ。
こわもて【強面/怖面】
[名・形動]《「こわおもて」の音変化》こわい顔つきで他人をおびやかすこと。相手に対して強い態度に出ること。「—に意見をする」「彼の—なるをいと稚(おさな)しと軽しめたるように」〈紅葉・金色夜叉〉
ご‐めん【牛面】
牛の顔に当てる面具。
さいしゅう‐さんらんめん【最終散乱面】
現在観測される宇宙背景放射の放出面。ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった宇宙の晴れ上がりの時期に、黒体放射がなされた面のこと。
さいぶんかつ‐きょくめん【細分割曲面】
三次元グラフィックスで、ポリゴンを規則的に細かく分割することを繰り返し、より滑らかな曲面を表現する手法。サブディビジョンサーフェス。