けい‐おんがく【軽音楽】
クラシック音楽に対して、ポピュラー・ジャズ・シャンソンなどの総称。
げざ‐おんがく【下座音楽】
歌舞伎の効果音楽。唄・合方(あいかた)・鳴り物に大別され、三味線・笛・太鼓などを用い、舞台下手の黒御簾(くろみす)の中で演奏する。幕の開閉、人物の出入り、せりふその他の舞台演技の効果を上げるため...
げんがっきだがっきチェレスタのためのおんがく【弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽】
《原題、(ドイツ)Musik für Saiteninstrumente, Schlagzeug und Celesta》バルトークの管弦楽曲。全4楽章。1936年作曲。インドネシアのバリ島のガ...
げんだい‐おんがく【現代音楽】
西洋の芸術音楽で、第一次大戦以降の音楽の総称。ストラビンスキーやシェーンベルクらに始まる。広義には20世紀以降の音楽、狭義には第二次大戦以降の音楽を指すこともある。
こてん‐おんがく【古典音楽】
1 民俗音楽や、ジャズ・ポピュラーなどの大衆音楽以外の、芸術的に正統とされる西洋音楽。クラシック音楽。 2 ⇒古典派音楽
こてんは‐おんがく【古典派音楽】
18世紀後半から19世紀初頭にかけての西洋音楽の様式。バロックとロマン派との間に位置し、ソナタ形式にみられる整然とした形式美が特色。ハイドン・モーツァルト・ベートーベンらによって代表される。
しゅうきょう‐おんがく【宗教音楽】
1 宗教儀式に伴って発達した音楽。キリスト教のグレゴリオ聖歌・ミサ曲、仏教の声明(しょうみょう)など。 2 宗教的題材による演奏会用音楽。レクイエムやオラトリオなど。
しん‐にほんおんがく【新日本音楽】
従来の邦楽のジャンルを超え、洋楽の影響を受けて新しく作られた邦楽曲の総称。また、その音楽運動。大正9年(1920)以降、宮城道雄らが称したが、第二次大戦後はいわれなくなった。
ジプシー‐おんがく【ジプシー音楽】
ジプシー(ロマ)特有の音楽。テンポの激しい変化、旋律の装飾、細かいリズムなどを特徴とする。ハンガリー・ロシア・スペインなどの民族音楽と影響しあっている。
じゅうにおん‐おんがく【十二音音楽】
無調音楽を理論的に徹底化し、1オクターブの中にある12の音に平等の価値を与えるように組織的に作られた音楽。20世紀初頭に、シェーンベルクとその弟子によって確立された。ドデカフォニー。