どう‐おん【同音】
1 同じ発音。同じ読み。 2 同じ高さの音、声。 3 声をそろえて言うこと。同時に言うこと。「異口(いく)—」「私たちは我知らず、あっと—に叫びました」〈芥川・地獄変〉 4 能で、地謡方(じうた...
どう‐おん【導音】
音楽で、半音の上行または下行によって安定感のある音を導く音。通常、長音階・短音階の第7音をさす。
どうじ‐ろくおん【同時録音】
映画やテレビなどの撮影で、映像に伴う音声を同時に録音すること。同録。
なっ‐ちん【納音】
《「なついん」の連声(れんじょう)》60通りの干支(えと)に五行を配し、それぞれに名称をつけ、人の生年に当てて運勢を判断するもの。
なみ‐おと【波音】
1 波が寄せたり引いたりするときに起こす音。 2 歌舞伎下座音楽の鳴り物の一。大太鼓を長桴(ながばち)で打って波の音を表現するもの。
なんこうがい‐おん【軟口蓋音】
奥舌面と軟口蓋との間で調音される音。[k][g][ŋ][w]など。
にじゅう‐ぼいん【二重母音】
連続する二つの異なった母音で、一つの音節をなすもの。東京語の「貝」の[ai]など。重母音。
にょいりん‐かんのん【如意輪観音】
《(梵)Cintāmaṇi-cakraの訳》六観音・七観音の一。法輪をもって一切の願望を満たし、苦しみを救う。形像は頭頂に宝荘厳があり、多くは六臂(ろっぴ)で、如意宝珠と宝輪などを持つ。
ぬ‐な‐と【瓊音】
《「ぬ」は玉、「な」は「の」の意》玉の触れあう音。「—ももゆらに」〈記・上〉
ね【音/哭】
1 おと。「鐘の—」「琴の—」 2 声。また、泣き声。「本—」「弱—」 3 鳥獣などの鳴き声。「雁(かり)の—」「虫の—」 [補説]「おと」が大きな音響をさしたのに対し、「ね」は比較的小さな、人...