あん‐ぷ【安否】
《「あんぶ」とも》「あんぴ(安否)」に同じ。「サレドモソノ獣生死ノ—ヲ試ミョウト思ウタカ」〈天草本伊曽保・二人の知音〉
あん‐べい
[連語]《「あるべき」の音変化》あるだろう。あるはずである。「たちまちにきらきらしき勢ひなど—やうもなく」〈更級〉
あん◦べし
[連語]《動詞「あり」の連体形に推量の助動詞「べし」が付いた「あるべし」の音変化》当然あるはずだ。きっとあるだろう。あべし。「ひがひがしき心のたぐひやは、また世に—◦べかめる」〈源・総角〉
あんまり【余り】
《「あまり」の撥音添加》 [形動]「あまり
」に同じ。「—な言葉に腹を立てる」「このまま帰れとは—だ」
[副] 1 「あまり
1」に同じ。「—うれしくて涙が出た」 2 「あまり
2」に同じ。...
アンミュート【unmute】
ミュート(消音)を解除すること。また、その機能。
あん◦めり
[連語]《動詞「あり」の連体形に推量の助動詞「めり」の付いた「あるめり」の音変化》あるように見える。あるようである。あめり。「わが家とおぼしき所は、異になむ—◦めれば」〈かげろふ・上〉
あんら【菴羅/奄羅】
《(梵)āmraの音写》マンゴーのこと。菴没羅(あんもら)。菴摩羅。「—といふ植木あれど、木の実を結ぶことかたし」〈大鏡・後一条院〉
あんらく‐じ【安楽寺】
長野県上田市別所温泉にある曹洞宗の寺。安楽護聖禅寺。平安時代、円仁の開創と伝えるが、天正年間(1573〜1592)、高見順宗が再興して曹洞宗となる。八角三重塔は国宝。別所観音。
あん‐り【行履】
《「あん(行)」は唐音》禅僧の日常一切の起居動作のこと。
アー【(ドイツ)A/a】
音楽で、音名の一。イ音。エー。