とう‐ご【倒語】
語の音節の順序を逆にしてつくられる語。多く、意味を強めるためや仲間以外の人に意味を知られないための隠語に用いる。「たね(種)」を「ねた」、「やど(宿)」を「どや」、「ばしょ(場所)」を「しょば」...
とうち‐ほう【倒置法】
文などにおいてその成分をなす語や文節を、普通の順序とは逆にする表現法。語勢を強めたり、語調をととのえたりするために用いられる。「どこに行くのか、君は」「起きろよ、早く」など。
遠(とお)きに行(い)くには必(かなら)ず邇(ちか)きよりす
《「礼記」中庸から》物事を行うには、順序を追って手近な事からやっていくべきである。一足とびには物事はできないことのたとえ。
とき‐わ・ける【説(き)分ける】
[動カ下一][文]ときわ・く[カ下二]順序だててよくわかるように説明する。「細部にわたって—・ける」
トップ【top】
1 順序の最初。1番目。「本日—の議題」 2 首位。1位。「前半を—で折り返す」 3 あるまとまりの中での最上層。また、そこに位置する人や物。「世界の—ランナー」 4 最上部。てっぺん。頂上。「...
とび‐こ・える【飛(び)越える/跳(び)越える】
[動ア下一][文]とびこ・ゆ[ヤ下二] 1 物の上を飛んで越える。飛び越す。「小川を—・える」「海を—・えて渡り鳥が来る」 2 順序を越えて先へ進む。「先輩を—・えて出世する」
とび‐こ・す【飛(び)越す/跳(び)越す】
[動サ五(四)] 1 物の上を飛んで越える。飛び越える。「溝を—・す」 2 順序を越して上へ進む。「二階級—・す」
トリアージ‐タグ【triage tag】
トリアージの判定内容を示す札。災害などで多数の負傷者が出た場合に、傷の軽重によって治療や搬送の優先順序を判定し、4種の色と数字で示すもの。優先順序のほか、本人の氏名や年齢、傷の状態、応急処置の内...
土用(どよう)布子(ぬのこ)に寒帷子(かんかたびら)
暑いさかりに綿入れを着、冬の寒いときに単衣(ひとえ)の帷子(かたびら)を着ること。物事の順序が逆になることのたとえ。また、時節の用をなさないもののたとえ。
ながれ‐さぎょう【流れ作業】
標準化された大量の製品を生産するのに適した作業組織の一形態。製造工程の順序に従って作業員と機械を配置し、一連の作業を連続的に行って製品を完成させる方式。コンベヤーシステムなど。