ひだり‐の‐うまのかみ【左馬頭】
⇒さまのかみ(左馬頭)
さる‐がしら【猿頭】
上端が山形に切られ、断面が五角形の材。板庇(いたびさし)などの葺(ふ)き板の押さえ木、門柱の控え柱が付く位置に通す横木などに使われる。
さるざとう【猿座頭】
狂言。勾当(こうとう)が妻と花見をしていると、猿引きが、勾当の目が不自由なのにつけこんで妻に言い寄る。勾当は妻を帯で結びつけるが、猿引きは猿と結び替えて妻を連れて逃げる。
さん‐ず【三頭/三図】
牛馬の背の尻に近い高くなっている所。
さん‐とう【参頭】
1 禅寺で、新来の僧のうち、代表者として詞を述べる役。さんじゅう。 2 「参頭行者(さんとうあんじゃ)」の略。
さん‐とう【山頭】
1 山のてっぺん。山頂。 2 《古くは山頭に多くあったことから》火葬場。また、墓地。
さん‐の‐ず【三の図/三の頭】
《馬の尻の上部を三頭(さんず)というところから》人の尻の上部。腰のあたり。「尻—まで引っからげ」〈浄・油地獄〉
さん‐ばんがしら【三番頭】
江戸幕府の大番頭・書院番頭・小姓組番頭の総称。
さんぶに‐じとう【三分二地頭】
鎌倉時代、地頭職の分割相続によって、その3分の2を領有する地頭。→一分地頭
ざ‐がしら【座頭】
1 最上位の席または人。首座。 2 演劇・演芸などの一座の頭。座長。特に、歌舞伎では、一座の長で代表格の俳優。