そこ‐いたり【底至り】
1 徹底していること。「江戸の人の腹を刳(えぐ)るべき—の馳走をせんと」〈露伴・風流魔〉 2 外観はそれほどではないが、表に出ないところが念入りで精巧にできていること。「近年難波(なんば)の風呂...
そしり‐はしり
《「はしり」は音の似た語を繰り返して意味を強めたものか。一説に「素知り端(は)知り」とも》 1 物事の一部分。 ㋐ちょっとした会話。「おのれ等が—に、兄弟子の中言(なかごと)を言ひをるか」〈浄・...
そ‐そう【粗相/麁相】
[名](スル) 1 不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。「お客様に—のないように」 2 大便や小便をもらすこと。「子供が遊びに夢中で—する」
[名・形動ナリ] 1 粗末なこと。...
そと‐がま【外釜】
釜を風呂桶の外側に取り付けた風呂。⇔内釜。
そと‐ぶろ【外風呂】
1 建物の外に別に設けてある風呂。 2 個人の家にある風呂に対して、銭湯やもらい湯のこと。⇔内風呂(うちぶろ)。
そら‐おがみ【空拝み】
尊敬しているふりをすること。「これは—にて、詞づかひもあそばせづくしなり」〈滑・浮世風呂・三〉
ソープ‐ランド
《(和)soap+land》性的なサービスを売り物にした個室式の特殊浴場。昭和59年(1984)「トルコ風呂」から改称。
ぞり‐ぞり
[副]髪やひげをそる音を表す語。じょりじょり。「ひげを—(と)そる」
[名]散髪、または頭髪をいう幼児語。「大分—が生えました」〈滑・浮世風呂・三〉
たいら‐いちめん【平ら一面】
一様に広く行き渡っていること。ひらいちめん。「潮煮(うしほに)で飯を食ふ下戸(げこ)と、唐茄子(たうなす)のあべ川を食ふ上戸は、—の押し物だ」〈滑・浮世風呂・四〉
たき‐つ・ける【焚き付ける】
[動カ下一][文]たきつ・く[カ下二] 1 火をつけて燃やしはじめる。「風呂を—・ける」 2 人をそそのかして何かをさせる。けしかける。「若者を—・けて運動を起こさせる」