とび‐きり【飛(び)切り】
[名]高く飛びあがって相手に切りつけること。「天狗(てんぐ)—の術」
[名・形動]なみはずれてすぐれていること。最上級であること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「—な(の)品」「—すばら...
とびくも‐がみ【飛雲紙】
藍(あい)や紫の繊維を雲の飛んでいるように散らして漉(す)き込んだ鳥の子紙。
とび‐くら【飛び競】
飛んで、その高さや幅を競うこと。とびっくら。とびっこ。
とび‐けら【飛螻蛄/石蚕】
トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすみ、翅(はね)に細かい毛が密生し、多くは後ろ翅が幅広で、屋根形に畳み、ガに似る。完全変態。幼虫は水生で、いさごむし・ごみかつぎなどとよばれ、水草や小石で筒状の巣を...
とび‐げり【飛(び)蹴り/跳(び)蹴り】
1 空手で、飛び上がって空中で相手を蹴る技。 2 ⇒ドロップキック2
とび‐こ
トビウオの卵。塩漬けにしたものをすし種などにする。
とび‐こ【飛び子】
諸国をめぐって男色を売る若衆。「京、大坂の—の隠れ家を」〈浮・永代蔵・五〉
とび‐こ・える【飛(び)越える/跳(び)越える】
[動ア下一][文]とびこ・ゆ[ヤ下二] 1 物の上を飛んで越える。飛び越す。「小川を—・える」「海を—・えて渡り鳥が来る」 2 順序を越えて先へ進む。「先輩を—・えて出世する」
とびこし‐じょうこく【飛越上告】
⇒跳躍(ちょうやく)上告
とび‐こ・す【飛(び)越す/跳(び)越す】
[動サ五(四)] 1 物の上を飛んで越える。飛び越える。「溝を—・す」 2 順序を越して上へ進む。「二階級—・す」