じょう【饒】
[音]ジョウ(ゼウ)(漢) ニョウ(ネウ)(呉) [訓]ゆたか 有り余るほど多い。ゆたか。「饒舌/肥饒・富饒・豊饒」 [名のり]あつし・とも・にぎ
ひ‐じょう【肥饒】
[名・形動]地味が肥えて豊かなこと。また、そのさま。肥沃(ひよく)。「土地—なる印度の貧にして」〈福沢・文明論之概略〉
ふ‐じょう【富饒】
[名・形動]富んで豊かなこと。また、そのさま。ふにょう。「—な稲の床となり得るらしい形勢さえも」〈宮本・禰宜様宮田〉
ふ‐にょう【富饒】
[名・形動]「ふじょう(富饒)」に同じ。「四隣を—にして」〈中村訳・西国立志編〉
ほう‐じょう【豊饒】
[名・形動]土地が肥沃(ひよく)で作物がよく実ること。また、そのさま。ほうにょう。「—な(の)大地」 [派生]ほうじょうさ[名]
ほう‐にょう【豊饒】
[名・形動]⇒ほうじょう(豊饒)
よく‐じょう【沃饒】
[名・形動]地味が肥えていて作物がよくできること。また、そのさま。肥沃。
よ‐じょう【余饒】
あり余って豊かなこと。