じょう‐しゅび【上首尾】
[名・形動]物事がうまい具合に運ぶこと。都合よくいってよい結果を得ること。また、そのさま。「話し合いは—に終わる」「結果は—だ」⇔不首尾。
じょう‐じょう【上上】
[名・形動]この上なくよいこと。非常によいこと。また、そのさま。上乗。「—の出来とは言いがたい」「首尾は—だ」
筋(すじ)が立(た)・つ
首尾が一貫する。道理にかなう。筋が通る。「彼の出処進退は、—・っている」
筋(すじ)が通(とお)・る
物事が正しく行われている。首尾一貫している。筋道が通る。「話の—・っている」
筋(すじ)を通(とお)・す
首尾を一貫させる。また、道理にかなうようにする。「終わりまで—・す」「—・して申し入れる」
そっ‐か【即下】
すぐ下。また、すぐあと。「ある大きな口の債件が首尾よくかたがついた—で」〈蘆花・思出の記〉
ちょう‐だ【長蛇】
1 長いへび。大蛇(だいじゃ)。 2 長く並んでいるもののたとえ。 3 兵法で、陣立ての一。1列に長く並び、蛇の首が尾を、尾が首を、また、首尾が中をそれぞれ救うように、各隊が互いに呼応して進む陣形。
ちょび‐かわ
[副](スル)ちょこちょこと気ぜわしく動き回るさま。「今の相談ぬかるまいぞ。必ず首尾よう首尾ようと—云うて帰りける」〈浄・襤褸錦〉
ち‐らん【治乱】
世の中が治まることと乱れること。「—興廃」「弓馬の家にうまれたからは—の首尾をうかがって天下に旗をあげ」〈谷崎・盲目物語〉
でたら‐め【出鱈目】
[名・形動]《さいころを振って、出たその目のままにする意》根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動。「—を言う」「—な(の)答えを教える」「数字を—...