うま‐いしゃ【馬医者】
馬の病気やけがを治療する医者。馬医(ばい)。
うま‐いち【馬市】
馬を売買する市。
うまいちはてて【馬市果てて】
千葉治平の小説。昭和28年(1953)、家の光協会が主催する第1回地上文学賞受賞。戦争後、斜陽となっていく馬市を題材とする。
うま‐おい【馬追い】
1 牧場で、放牧の馬を柵(さく)内に追い入れること。また、野生の馬を柵内に追い込んで捕らえること。 2 駄馬に客や荷物をのせて追って行くこと。また、その人。馬方。馬子(まご)。 3 「馬追虫」の...
うまおい‐うた【馬追い唄】
⇒馬子唄(まごうた)
うまおい‐むし【馬追虫】
キリギリス科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで2.8〜3.6センチ。体は緑色で、背に黒褐色のすじがある。前脚と中脚のすねに長いとげがあり、他の昆虫を捕食。雄の鳴き声はスイーッチョと聞こえ、馬子が馬...
うま‐おさ【馬長】
昔、京都祇園(ぎおん)の御霊会(ごりょうえ)の神事に、馬に乗って社頭の馬場を練り歩いた人。小舎人童(こどねりわらわ)などを美しく着飾らせて乗せた。うまのおさ。
うま‐かい【馬飼】
1 馬を養い育てる人。 2 江戸時代、幕府の馬に関することをつかさどった職名。
うまかい‐べ【馬飼部】
大化以前、馬の調教・飼育や飼料の貢納などに従事した部曲(かきべ)。大化以後は左右馬寮(めりょう)に雑戸(ざっこ)として属した。
うま‐かた【馬方】
1 馬で貨客の運搬を職業とする人。馬子(まご)。 2 江戸幕府の職名。若年寄に属して将軍の乗馬の調練をつかさどった役。