まじんのうみ【魔神の海】
前川康男の児童文学作品。昭和44年(1969)刊。挿絵はアイヌ民族彫刻の第一人者、床(とこ)ヌブリ。寛政元年(1789)に発生したアイヌ民族による武力蜂起事件「国後(くなしり)・目梨(めなし)の...
ま‐すい【魔酔】
[名](スル)ある事に熱中して酔うこと。また、陶酔させること。「沸騰せんばかりの世上の戦争熱も最早(もは)や、彼等を—するの力あらず」〈木下尚江・火の柱〉
まだんのしゃしゅ【魔弾の射手】
《原題、(ドイツ)Der Freischütz》ウェーバー作曲のオペラ。3幕。1821年ベルリンで初演。ロマン派オペラの先駆的作品で、「序曲」「狩人の合唱」が特に有名。
ま‐てき【魔笛】
魔法の笛。魔力のある笛。
まてき【魔笛】
《原題、(ドイツ)Die Zauberflöte》モーツァルト作曲のオペラ。2幕。1791年ウィーンで初演。王子タミーノが魔法の笛を携えて夜の女王の娘パミーナを救い出し、彼女と結ばれるまでの物語。
ま‐と【魔都】
不思議な力で人を迷わせる都市。また、享楽的で誘惑の多い都会。 [補説]書名別項。→魔都
まと【魔都】
久生十蘭の長編探偵小説。雑誌「新青年」に昭和12年(1937)10月号から昭和13年(1938)10月号まで連載。単行本は昭和23年(1948)刊行。
ま‐どう【魔道】
1 悪の世界。悪魔のようなやり方。邪道。 2 仏語。欲界のうち、悪魔の住む世界。
ま‐にゅう【魔乳】
⇒鬼乳
まのしろ【魔の城】
山田克郎による児童向けの冒険小説。主人公は「マレーのハリマオ」と呼ばれた日本人の盗賊で、後に日本陸軍の諜報員として活動した谷豊をモデルとする。昭和31年(1956)、「日本経済新聞」の夕刊に連載...