ひれ【鰭】
1 魚類や水生哺乳類の遊泳のための器官。魚類では体の正中線上にあって対をなさない背びれ・しりびれ・尾びれと、体側にあって対をなす胸びれ・腹びれがある。 2 日本建築で、懸魚(げぎょ)・鬼板などの...
ひれ‐あざみ【鰭薊】
キク科の越年草。原野に生え、高さ約1メートル。茎にとげのあるひれ状の翼をもつ。6月ごろ、紅色の頭状花をつける。やはずあざみ。
ひれあし‐しぎ【鰭足鷸】
チドリ目ヒレアシシギ科の鳥の総称。全長約20センチ。足指にひれがある。雌のほうが大形で羽色も派手。抱卵は雄が行う。日本にはアカエリヒレアシシギとハイイロヒレアシシギが春・秋に渡来、海洋上や海岸で...
ひれ‐がわら【鰭瓦】
鬼瓦の、左右下端が広がり、波・雲・渦などを彫刻した部分。足元瓦。
ひれ‐ざけ【鰭酒】
フグやエイのひれを焼いて、熱燗(あつかん)の清酒に入れたもの。独特の香味がある。《季 冬》「—や逢へば昔の物語/年尾」
ひれ‐なが【鰭長】
キハダ・ビンナガなどの、ひれの長いマグロ。