とりのかげ【鳥の影】
柴田翔の小説。昭和46年(1971)刊。
とりのがく【鳥の楽】
雅楽の迦陵頻(かりょうびん)のこと。
とり‐の‐こ【鳥の子】
1 鳥の卵。特に、鶏(にわとり)の卵。 2 鳥のひな。特に、鶏のひな。ひよこ。 3 「鳥の子色」の略。 4 「鳥の子紙」の略。
とりのこ‐いろ【鳥の子色】
鶏卵の殻のような色。淡黄色。
とりのこ‐がみ【鳥の子紙】
雁皮(がんぴ)を主原料とした上質の和紙。鶏卵の色に似た淡黄色で、強く耐久性があり、墨の映りもよい。福井県・兵庫県産のものが有名で、越前鳥の子・播磨紙(はりまがみ)ともいわれる。
とりのこ‐もち【鳥の子餅】
祝儀用の、平たい卵形の紅白の餅。鶴(つる)の子餅。
とりのす【鳥の巣】
松瀬青々の句集。作者没後の昭和13年(1938)に上下2冊で刊行。
とり‐の‐つかさ【鳥司】
平安時代、宮中で時刻を知らせる役目の人。鶏人(けいじん)。
とりのふん‐だまし【鳥の糞騙/擬鳥糞蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長約1センチ。腹部は横に大きく膨らみ、黄白色で、葉に脚を縮めて止まっているようすが鳥の糞のように見える。日没後に網を張り、日の出前にこわす。
とりのまい【鳥の舞】
舞楽。迦陵頻(かりょうびん)の舞。左舞で、四人の童舞(わらわまい)。天冠・鳥の羽をつけて舞う。