い‐おと・す【射落(と)す】
[動サ五(四)] 1 矢を射当てて落とす。「飛んでいる鳥を—・す」 2 ねらっていた地位・人などを手に入れる。射止める。「社長の座を—・す」「彼の心を—・す」
いおん‐せい【異温性】
恒温動物で、体温が部位や生理状態によって大きく異なる性質。コウモリ・リス・ハリネズミなど冬眠を行う小型哺乳類や一部の鳥類に見られる。→内温性 →外温性
いかに‐ぞや【如何にぞや】
[連語]《「ぞ」「や」は係助詞》 1 状態・理由についての疑問を表す。どうであろうか。どうしてだろうか。「—。宮は夜や更かし給ひし」〈源・蛍〉 2 非難・不満の意を表す。さて、どうだろうか、感心...
いかる【斑鳩/鵤】
アトリ科の鳥。全長23センチくらい。体は灰色で、頭・風切り羽・尾羽は紺色。くちばしは太く黄色。木の実を食べる。さえずりは「お菊二十四」などと聞きなされ、「月日星(つきひほし)」とも聞こえるところ...
いかる‐ちどり【鵤千鳥】
チドリ科の鳥。全長21センチくらい。アジアに分布。河川の中・上流に一年中みられる。
い‐かわ・る【居替はる】
[動ラ四]居場所を替わる。交替して座る。「水鳥、鴛鴦(をし)いとあはれなり。かたみに—・りて、羽の上の霜払ふらむほどなど」〈枕・四一〉
いかん‐ぞ【如何ぞ】
[連語]《「いかにぞ」の音変化。主に漢文訓読に用いる》 1 理由・手段などがわからない意を表す。どうして…か。「—勝(あ)げて言ふべけむや」〈三蔵法師伝承徳点〉 2 疑問を表す。どうして。なぜ。...
いきどおろし・い【憤ろしい】
[形][文]いきどほろ・し[シク]《動詞「いきどおる」の形容詞化》 1 憤りを覚えるさま。腹立たしい。「この何者かの非常に横柄な口調は、其奴が闇で覆面して居るからだと思うと、彼は非常に—・かった...
いき・れる【熱れる/熅れる】
[動ラ下一]熱気のためにむっとする。「梅雨後(つゆあがり)の勢のよい青草が—・れて」〈啄木・鳥影〉
いく‐すう【育雛】
[名](スル)卵からかえったひな鳥を育てること。特に、鶏についていう。